山林売買のQ＆A

山林を売る・買うことが初めての方が大半です。

そのため、ご参考によくある質問内容をこの「山林売買のQ＆A」にまとめました。

ここに掲載されていないご質問がありましたら、お気軽にご連絡ください。

＋　Q：Woody山林不動産はどんなサイト？

A:　林業会社が運営する山林を売りたい方と買いたい方を繋げるマッチングサイトです。

　お持ちの山林を本サイトに掲載し、買取者とのマッチングを支援します。また林業会社ならではの森林整備(間伐・主伐)を行い、丸太の売り上げをご依頼者へ還元することで売買成約時までの運用コストを抑え、森林管理も行う山林不動産のトータルサービス会社です。
 

＋　Q：用意する資料は何が必要？

A:　山林の場所を確認するための「登記簿謄本」もしくは「固定資産税の通知書」が必要です。

　登記簿謄本は法務局で取得できます。また固定資産税の通知書は、山林をお持ちであれば毎年送られてきます。まずはお電話もしくはお問い合わせフォームよりご連絡ください。状況ヒヤリングを行い必要書類をお伝えいたします。
 

＋　Q：費用はいつ発生するの？

A:　Woody山林不動産と仲介の契約を交わすまでは費用は一切かかりません。

 　1.  <ご依頼者> 電話もしくは問い合わせフォームより連絡。
 　2.  <弊社担当> 状況ヒヤリングを行い、今後のスケジュールを確認。
 　3.  <ご依頼者> お伝えした必要書類を準備・提出。
 　4.  <弊社担当> 山林調査の準備が整う。
 　5.  仲介の契約書にサインを交わす。(ここから費用が発生します)
 

＋　Q：費用はいくらかかるの？

A:　山林調査費、サイト掲載管理費です。

　”山林調査費”とは境界調査や面積測量、立木の状況調査にかかる費用です。また”サイト掲載管理費”とは本サイトへ掲載するための準備やサイトの運営管理にかかる費用です。林業会社ならではの森林整備(間伐・主伐)を行い、丸太の売り上げをご依頼者へ還元することで売買成約時までの費用を抑えることができます。
 

＋　Q：山林調査費ってなに？

A:　山林の境界調査や面積測量、立木の樹種や樹齢、幹の太さや材積、手入れ状況を確認します。

　山林は現地を見て初めて、山林の状態や状況が分かります。例えば台風や大雪で多くの立木が倒れている場合や、昔の地図と異なり新しく道が出来ていたり、地形が変わっていたということもあります。また、隣の山林との境界に”境界杭”が打ってあれば、もっとも山林調査費が安く抑えられます。しかしながら境界杭がなく川や石、谷線・尾根線などの自然境界や立木の樹種や樹齢、枝打ち状況で境界を見極めるケースが多いです。。その場合、隣接する所有者の調査から始まり、ご連絡し日程調整を行い、所有者全員で弊社担当の案内のもと一緒に現地を歩き、境界の確定を行います。そして境界杭を順次打ち面積測量するという工程となるため費用がかかります。しかし相続される場合や山林を売る場合、森林整備を行う際にはいずれ必要な作業でもあります。まずはお電話もしくはお問い合わせフォームよりご連絡ください。弊社担当がご説明いたします。
 

＋　Q：山林を売却するまで流れは？

A:　お持ちの山林を売却するまでの流れは、以下になります。

 　1.  <ご依頼者> 電話もしくは問い合わせフォームより弊社へ連絡。
 　2.  <弊社担当> 状況ヒヤリングを行い、今後のスケジュールを確認。
 　3.  <ご依頼者> お伝えした必要書類を準備・提出。
 　4.  <弊社担当> 山林調査の準備が整う。
 　5.  仲介の契約書にサインを交わす。
 　6.  <弊社担当> 山林調査を実施し、土地と立木の見積りを行う。
 　7.  <ご依頼者> 山林調査結果と掲載価格に合意であれば合意サインを交わす。
 　8.  <弊社担当> 山林調査の写真や山林情報を本サイトへ掲載。
 　9.  購入希望者から弊社へ連絡。
　10. 購入希望者と売買契約書にサインを交わす。
　11. 購入者から指定口座へ支払いが行われる。
　12. 司法書士を交えて山林の名義変更を行う。
 

＋　Q：山林売却時に発生する仲介手数料は？

A:　Woody山林不動産の仲介手数料は以下になります。

　a. 売買金額が200万円以下
　　→ 5%
　b. 売買金額が200万円超から400万円以下
　　→ 4%＋2万円
　c. 売買金額が400万円超
　　→ 3%＋6万円
 

＋　Q：どういう方法や基準で山林を査定するの？

A:　林業会社ならではの以下の方法で、”土地”と”立木”それぞれで査定します。
 
 <土地> 山林や宅地などの地目の確認、接している道の状況や山の傾斜などが査定基準となります。また市街地に近いなどの立地場所、電気や上下水道、電波などのインフラ状況、川やキャンプ向けの平地などの長所などを考慮して査定を行います。
 
 <立木> まず樹種や樹齢、太さや材積、手入れ状況を確認します。そして査定時点での木材市場の原木買取価格から立木を査定します。また山林の傾斜や土の状態などの現場状況から林道開設や間伐・皆伐の作業経費を算出しトータルでの立木価格を算出します。
 

＋　Q：査定の時期によって立木価格は変動するの？

A:　ここ数年の立木価格は横ばいで推移しています。

　山元立木価格とは山の所有者へ還元できる金額です。まず林業会社が木材市場へ伐採した丸太を売ります。その売り上げから林業会社の作業経費を引いた価格が山の所有者へ還元できる金額です。このグラフを見るとここ数年、山元立木価格は横ばいで推移しています。
 

 　<引用> 林野庁-林業の動向 ※画像をクリックすると引用元サイトへ移動します。
 

＋　Q：山林が離れて飛び地になっています。

A:　飛び地でも売ることは可能です。
 
　飛び地でも売却が可能ですが、山林がまとまっている方が査定金額は上がります。また面積がとても小さい場合、条件によっては仲介をお断りさせていただく場合もございます。まずはお電話もしくはお問い合わせフォームよりご連絡ください。状況ヒヤリングをさせていただきます。
 

＋　Q：山林の所有者が複数人の共有林です。

A:　共有名義でも売ることは可能です。
 
　共有者の皆さまで話し合いを行い、全員の同意を得る必要があります。同意書を弊社で用意することもできますので、まずはお電話もしくはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
 

＋　Q：山林の境界線が分かっていません。

A:　山林境界の調査を行う必要があります。
 
　山林の境界が曖昧ですと、後々のトラブルの元にもなる場合がございます。また買取者が現れにくい傾向にあります。そのため境界確定をしておくことをお勧めしております。まずは状況確認をさせていただきますので、お電話もしくはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
 

＋　Q：事前に山林の価格相場を調べることは出来ますか？

A:　国土交通省の土地総合情報システムから簡単に調べることができます。
 
 <過去実際に行われた山林の取引価格をご覧になりたい方>
 　1.  下の画像をクリックして国土交通省サイトへ移動。
 　2.  “不動産取引価格情報検索”をクリック。
 　3.  閲覧する取引時期を選択。
 　4.  種類を選ぶから”林地”を選択。
 　5.  地域を選ぶから閲覧したい地域を選択。
 
 <山林の価格相場をご覧になりたい方>
 　1.  下の画像をクリックして国土交通省サイトへ移動。
 　2.  “地価公示都道府県地価調査”をクリック。
 　3.  閲覧したい地域をクリック。
 　4.  対象から”都道府県地価調査のみ”を選択。
 　5.  調査年から閲覧したい年範囲を選択。
 　6.  用途区分から”林地(都道府県地価調査のみ)を選択。
 

 　<引用> 国土交通省-土地総合情報システム ※画像をクリックすると引用元サイトへ移動します。
 

＋　Q：山林を購入するまで流れは？

A:　山林を購入するまでの流れは、以下になります。

 　1.  <ご購入者> ご希望の山林を本サイトで探す、または弊社に条件を伝える。
 　2.  <ご購入者> 希望する山林が見つかれば弊社にその旨を伝える。
 　3.  <弊社担当> 山林の詳細資料を取り寄せ、購入希望者へ送付。
 　4.  <ご購入者> 資料を元に山林の現地確認を行う。
 　5.  <ご購入者> ご希望の山林であれば、申込金を支払い、買付証明書にサインを交わす。
 　6.  <ご購入者> 引き渡し日を決め、お伝えした必要資料を準備する。
 　7.  売却者と売買契約書にサインを交わす。
 　8.  <ご購入者> 残代金を支払い、引き渡しが完了。
 　9.  司法書士を交えて、登記移転を申請する。
　10. 不動産所得税を支払い、山林の所有者届けを提出。
 

＋　Q：購入する費用はいくらかかりますか？

A:　掲載している山林価格の他に、山林登記諸費用と事務手数料がかかります。

　山林の購入後、司法書士に依頼をして所有権を移転登記します。その際に登記諸費用や印紙代、登録免許税やそれら書類を作成する事務手数料が必要になります。
 
 「事務手数料」とは契約書の作成や契約当日までの登記準備にかかる費用になります。
 
 「山林登記諸費用」とは所有権の移転手続きを行うための準備やその手続きにかかる費用です。登記を行う地域や筆数によって異なり、また地域の司法書士事務所が定める登記費用がこれに当たります。
 
 「印紙代」とは国税庁が定める課税文書を作成する時に納付しなければならない国税のことです。購入する山林価格に応じた印紙代がに国よって定められています。
 

＋　Q：山林不動産所得税はどのように支払うのですか？

A:　購入後に納付書が届けられます。

　山林を購入してから数ヶ月後に不動産取得税を納める必要があります。保安林は不要です。山林不動産の所得税は「課税標準 × 税率(3%)」となっておりますので、一般的な不動産所得税と比べて山林不動産の場合、それほどの金額にならない場合がほとんどです。
 

＋　Q：購入後に必要な手続きはありますか？

A: 「森林の土地の所有者」or「国土利用計画法」の届出を提出します。

 ※実際は弊社でサポートいたしますのでご参考のために記載いたします。

　購入した山林の面積が10,000㎡を超える場合は「国土利用計画法(契約締結日から2週間以内)」を提出し、それ以下の面積の場合は「森林の土地の所有者(契約締結日から90日以内)」の届出を提出します。
 

＋　Q：購入後に山林の管理は必要ですか？

A:　保育でなければ基本的には必要ありません。

　樹齢が経ち十分に成長したスギやヒノキ、雑木林の場合はほとんど管理は必要ありません。しかしながら植林して樹齢があまり経っていない幼木がある場合、間伐や枝打ち、下草刈りなどの保育管理が必要になる場合があります。これら管理のご相談は弊社が承りますので、お気軽にご連絡ください。
 

＋　Q：年間の固定資産税はいくら？

A:　基本的には数千円〜数万円程度で、0円の場合もあります。

　固定資産税は「課税標準 × 税率(1.4%)」で算出します。毎年春になると役所から届く”納税通知書”で確認し支払うことになります。詳しくは以下のWoodyニュースで記載しています。
　山林の固定資産税の計算方法を紹介！実際に計算してみよう！(Woodyニュース)
 

　山林の売買を検討されている方は、Woody山林不動産にご相談ください。

　下記のお問い合わせフォームに必要事項を記入の上、送信ボタンを押してください。

　また、お電話(0771-74-0958)でもご相談を受け付けております。お気軽にご連絡ください。